不動産投資スクール(不動産投資の学校)について、ネットでの口コミや評判を検証してみたいと思います。
僕は不動産投資スクールを実際に受講して、半年ぐらいで少額の区分マンションではありますが、物件を購入するところまで頑張りました。
僕の口コミと評判は、次の記事に書いています。
ネットでの口コミや評判は、ネガティブ(批判的)な意見を集めて検証します。
実際に受講している僕の体験を踏まえて、自分の意見を書いてみたいと思います。
ネットでのネガティブな口コミと評判
「40万円や授業時間を学校に費やすのはもったいないと思います。たくさん書籍を買って勉強したほうがよい」という意見
例えば、自分の子供が予備校に通って進学校を目指しているのをみて、「書籍をたくさん買って勉強したほうがよい」と子供に教えるのでしょうか?
子供は人生をかけて勉強していたりするわけです。
僕もまったく同じ境遇なのです。
本気で不動産投資をしたいと思っている人にとっては、40万という金額はそんなに大きな金額ではないです。これから不動産投資でセミリタイヤを目指したり、法人化して事業として取り組むぐらいの人であれば、十分に投資費用効果が高いと思います。
そして、僕は不動産投資スクールを受講しながらも書籍も読みますし、Youtubeで不動産投資の動画も見て学習します。
たくさの書籍を読むことに時間をかけてしまうぐらいなら、スクールで短期間で学んだほうが効率的です。
スクールでは、学びながら物件を調査していくことをおすすめします。行動することで、効果的に学習できますし、何より先生がコンサルタントとしての機能を補ってくれます。物件をしっかりと調査して、その考え方を先生にチェックしてもらうとよいと思います。
授業での学習と不動産の相談相手が得られることを考えると、とてもお得な講座です。
「スクールを受講するよりも、不動産の頭金となる自己資金を用意するのが先だ」という意見
自己資金を用意することよりも、今の現実となりたい先の未来を考えて、どのように不動産投資の計画を立てるのかのほうが大切です。
その計画を立てるには、それなりの知識と相談相手が必要です。最初は、戸建てなのか、区分マンションなのか、地方なのか都内なのかなど、決めていく要素は多いです。
計画によっては、頭金の額や貯め方も変わってくると思います。
僕は資金がないため、少額の区分マンションを転売したり、転貸可能物件で民泊やイベント貸しをすることで資金を蓄えるつもりです。1000万ぐらいの頭金になるまでは貯めようかと。
こういった計画もスクールで講義を受講して、先生と相談すること徐々に仕上がってきます。
逆に資金があると、よく勉強しないまま不動産を買ってしまう人が多いように感じます。僕は、なかなか不動産を買えないときに、しっかりと勉強しておくのが良いと考えています。
「ファイナンシャルアカデミーが”不動産投資の学校”という書籍を出版しているのでそれで十分だ」という意見
まったく十分ではないと思います。
不動産投資の学校の書籍は213ページあるようですが、この1冊で不動産投資が十分にできると考えることのほうが不自然です。
僕の感想では、不動産投資の学校の書籍は、あくまでスクールのイントロダクション的な位置づけだと思います。
例えば、この書籍を読んで、490万の区分マンションを450万に価格交渉できるのでしょうか?
僕の場合は、価格交渉は相場を調べて、現地を調査して、入手した資料をチェックして、交渉リストを作成して実施します。この方法が定着するまでは、スクールで動画を何度も見ましたし、先生にも幾度となく質問しました。
紙を読んで理解するのと、スクールで教えていることを実践に落とし込むというのは次元が違うと思います。
あとがき
不動産投資スクールを受講するしないは経営判断です。その人が自分が経営者となって、投資すべきかしないかの判断をします。
不動産投資はその連続です。この業者に依頼するのかしないのか、物件をこの価格で買うのか買わないのか、この税理士に顧問料を払うのか、リフォームはこの額でよいのかなどなど。
そして僕がもっとも気にしているのは優先順位です。
不動産投資が自分の生活の中で、人生の中でどのぐらい重要なのかということです。
不動産投の優先順位が高いと、電車の始発に乗って物件を見に行くことも当たり前ですし、会社の仕事も早く切り上げて物件調査をするのも当たり前です。もちろん、自己投資も当たり前です。
不動産投資スクールを受講することで、この優先順位が飛躍的に上がります。不動産投資スクールは、不動産投資への動機づけの意味でも一役かっています。