民泊の管理会社である、ファミリアリンクが主催している「『民泊法規制』徹底解説及びタイムシェア転用説明会」の参加レポートです。
少数6名でのセミナーということもあり、民泊やタイムシェアについてたくさん議論することができてよかったです。
イベントプログラム
19:20 ~ 19:30 開場、受付
19:30 ~ 20:00 住宅宿泊事業法&消防法について
20:05 ~ 20:35 消防法及び消防設備費用など
20:45 ~ 21:30 時間貸し運用及び運用代行について
21:30 ~ 21:45 質疑応答
21:45 ~ 21:50 終了、アンケート記入
住宅宿泊事業法と消防法
- 管理台帳3年保存する
- 管理台帳はパスポート、宿泊日、個人情報などを管理。
Q:管理台帳はAirbnbで対応できるのか
A:たぶん、それでは無理。紙を置いておいて、そこに必要な情報を書いてもらうことでもよい。詳しくは確認したほうがよい。
- 宿泊管理業者(管理する人)は、宿泊事業の経験がある人、経歴や書類の提出がかなり必要になる。
Q:ホストが届け出のときの宿泊管理業者の番号をどうするのか?ファミリアさんはもっている?
A:今は申請中。管理業者の番号がでてきてからホストが申請する。
Q:個人で宿泊管理業者はできるのか
A:できる。自分で申請をチャレンジしてみる。不動産の経験が問われるので、そこをどうするか。
必要な消防設備
- 自動火災報知設備
延床面積 500㎡以上の場合 は設置が不要 もうすでにある。
延床面積 300㎡以上500㎡未満 民泊が1割を超えると建物全体に設置 => 「5割を超えると」に規制緩和されるかも??
延床面積 300㎡未満は民泊する場所 誘導灯 => 最低レベルなら懐中電灯でもよい?
- 消火器
- 防炎物品
- 定期点検
上記は例、マンションの規模によってちがう。
消防署への必要な手続きの流れ
1.まずは事前相談をする
2.各種届け出(登記、賃貸借契約書)
3.消防用設備等設置工事
4.消防検査
上記を満たすと、消防法令適合通知書が交付される。通知書を保健所へ提出。
消防署が時間がかかるため、事前相談で保健所に行ったほうがよい。
時間貸し運用
時間貸しはスペースマーケットを活用する。
民泊と時間貸しは併用できない。
民泊新法では、時間貸しとの併用を禁止している。
民泊新法のために、収益が見込めない物件を時間貸しで転用できないか考える。
利用目的
- パーティ 32%
- 会議 29%
- 写真・ロケ撮影 20%
- 10名以下が66%
エリア
- 東京が78%、これからは地方がターゲット
- 23区で渋谷区 27%でかなり多い、世田谷区が9%なので住宅地でも可能性がある。
古民家でもレンタルスペースで運営
- 民家もレンタルスペースで運営
- ロケなどに使われる。月30万売上がある。
- 稼働数:20件/月
- おしゃれでインテリアにこだわっている。
実際に運営してみて
- ママ会が多い。
- 2月、8月が閑散期
- 3月は送別会の予約が多い
- シュミレーションでてているスペース 1ヶ月ぐらいで20件の予約が入っている。
- 時間あたりで単価を設定できる。
- 民泊で25万ぐらいだが、スペースなら30万は超える。
- 予約は直前にくることが多い
- 防犯カメラは必須、使い方は丁寧になる、リスティングには防犯のために設置と記載。
- スマートロック、キーボックスのスマート可は必須
- 退室に電話してもらうことにより、使い方やゴミの清掃をしてもらう
- 民泊は訪日が多いが、スペース利用は日本人が多い
- 内装は、撮影ばえするものにする。
- 設備にキッチンは必要!
- 入居時と同じ状態で必ず退出してもらう。そうしないと清掃できる時間がない。
- 週に1回は、定期清掃している
スペース利用できる物件
- 物件探しが重要、長く運営できるか、防音とか
- 転貸可の条件はかならず必要
- 今のとこは時間貸しは規制がない、合法でフル稼働できる
- 寝具があると、民泊になる
- マンガ喫茶、ネットカフェのように、ふとんは駄目だけど、ブランケットは大丈夫
- 簡易宿所なら宿泊とスペース利用の併用ができる
- スペースマーケットは、手数料が高い
おすすめの民泊物件サイトと民泊アイテム
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One thought to “参加レポ:『民泊法規制』徹底解説及びタイムシェア転用説明会”
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